稲垣博司さんは、早稲田大学卒業後の1964年に渡辺プロダクションに入社。ザ・ピーナッツや中尾ミエのマネジャーを務めたほか、ナベプロが制作していたテレビ番組「シャボン玉ホリデー」や「ザ・ヒットパレード」を担当していたという。
その後、1968年に設立されたCBS・ソニー（現ソニー・ミュージックエンタテインメント）に入社し、宣伝・販促のエキスパートとして活躍。集英社とタッグを組んで「ミスセブンティーン大会」のオーディションを開催したほか、10周年記念事業として、新人発掘事業をスタート。このミスセブンティーン大会の九州大会で優勝したのが松田聖子。オーディションで発掘したのが尾崎豊だった。
同社では代表取締役副社長を歴任。さらにワーナーミュージック・ジャパンに移ってからは代表取締役会長、エイベックス・エンタテインメント代表取締役会長などを務めた。
稲垣さんは今月、著書「1990年のCBS・ソニー」を出版。番組内のコーナー「SDGs朝一番！」にも出演する。
なお、8月28日放送のニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」は特別番組編成のため休止となります。