8月28日、及び9月4日放送の「SDGs朝一番!」のコーナーのゲストは、大煌工業株式会社の山下将弘社長。同社のSDGsへの取り組みを2週に亘って語ってもらいます。
大煌工業は埼玉県川口市に本社があります。日本全国に営業所を持ち「ダンプ車輌」で土砂や産業廃棄物の運搬を行なっている運送業者です。日本全国のトンネル工事や再開発事業、災害復興工事や高層ビルマンション工事などのダンプ車両での土砂運搬、収集運搬などを行なっています。今年、会社発足10年目を迎えましたが、現在は121台の自社車両を保有し、ダンプ車両保有会社としては関東運輸局第1位になったそうです。その上で、全国の協力会社を含め1500台/日以上のダンプ車両の運行を行っています。
そういった中で、同社は水素ダンプ車両を用いての、CO2排出ゼロ運搬を目指した取り組みを行なっています。さらに水素ダンプの実走だけでなく、FIT終了後の太陽光発電所の電力を利用した、グリーン水素プラントの設立も合わせて実現しようと取り組んでいるとのこと。特に、水素ダンプに関しては「水素を電気に変換して走行する」大型車両は存在していますが、「水素を燃料として走行する」大型車両は日本には存在しないそうです。
そこで、今回は山下社長に同社の環境への対策――SDGsへの取り組みをお話ししていただきます。