駅に人を見送りに行った時、相手は列車に乗り込んだのに、見送りに来た人が発車までホームに立ったまま…という光景を見ます。
昔の列車は窓が開いたので、座席に着いても窓を開けて発車ギリギリまで別れを惜しむことができました。でも今は新幹線に限らず、基本的に窓が開かないです。ガラス越しで会話をしようとしても声が届きません。
そのため、最初はジェスチャーでやり取りしても、少ししたら間が持てず「感動の別れ」になるはずだったのが、ならないで終わってしまった…ということも珍しくありません。
見送る側は、相手が乗り込んだら、そこでもうホームから離れる。逆に見送られる側は、余程のことがない限りは乗車口のデッキの前で「ここで失礼させていただきます」と挨拶して乗り込むのが、スマートな対応では?