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FM NACK5「森田健作 青春もぎたて朝一番!」内コーナー
SDGs朝一番!

出演:森田健作、酒井法子、風谷南友

★千葉・鴨川市で毎年ヤマザクラ1000本を植樹!

大蓉ホールディングスの社員と植樹祭 大蓉ホールディングスの社員と植樹祭

鴨川市は、千葉県の中でも自然豊かなところで、この自然をしっかり守っていかなければなりません。しかも、今年の夏は本当に暑い日が続きました。テレビでは連日「最高気温が何度になった」といったニュースばかりが流れていました。

そういった中で、鴨川市は海の風だったり、30度を超える日が少ないことで知られ、実に生活しやすい場所でもあります。しかし、今、我々が考えなくてはならないのは生活環境です。地球の温暖化、さらにはエネルギー問題など、考えなければならないことは山積しています。

大蓉ホールディングスが取り組む鴨川市での土地は、東京ドームに換算すると25個分の広さがあります。ここでは、これまで自衛隊の演習や災害時の活用、さらには映画の撮影までが行われてきました。さらに、昨年からは「陸の豊さを守ろう」ということで、この土地に1000本のヤマザクラを植えるという、おそらく、これは全国でも初めての取り組みが始まりました。

一般社団法人自然環境保全委員会を発足!

大蓉ホールディングスは、このために一般社団法人も設立して本格的に取り組んでいます。

ヤマザクラは、とにかく咲くのが早いと言われています。今後、鴨川市内の小学生、中学生と一緒にヤマザクラの苗木を植樹しますが、彼らが15歳、あるいは20歳になったときは、立派な花を咲かせていると思います。そして、その桜の花を見ながら、自分達の成長を実感することだろうと思います。これは、まさに人間教育にも繋がりますし素晴らしいことだと思います。

大蓉ホールディングスは家族的な会社です。その根本にあるのは「絆」。その絆は、鴨川市と結ばれようとしています。そして、この「絆」は今後、ヤマザクラと共に開花するはずです。

この他、大蓉ホールディングスは、この鴨川市で「トマト」を栽培しています。

森田健作さん(右から2人目)も参加したヤマザクラ植樹の様子 森田健作さん(右から2人目)も参加したヤマザクラ植樹の様子

★バイオリニスト、廣津留すみれさんのSDGs

(左から)風谷南友、森田健作、廣津留すみれ、酒井法子 (左から)風谷南友、森田健作、廣津留すみれ、酒井法子

今回は、米ハーバード大学、ジュリアード音楽院を首席で卒業・修了したバイオリニスト、廣津留すみれさんのSDGsに対する考えを聞きました。現在は、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーター(金曜日)も務めています。

SDGsは『環境』が一番のテーマですが、そこには広い視野での『優しさ』が大切だと思うんです。例えば・・・

☆『貧困に苦しむ人を無くす』

実は『貧困』とは、経済面だけでなく、医療や教育など“あらゆる選択肢や機会が奪われた状態”なんです。まさに発展途上国の方々にあてはまっていますが、そうした人たちへの支援などもSDGsのひとつだと思います。

☆『差別のない社会を作る』

残念ながら世界には、年齢や性別、障害、人種、民族、出身地、宗教、経済的地位など“多くの差別”が存在していて、それに苦しんでいる人がたくさんいます。しかも差別というのは歴史的にも長く、一人ひとりの価値観に基づくものであるため、今も差別が完全にはなくならず、日本でも様々な差別の問題が起こっているんです。

『女性の人権問題』でも、配偶者からの暴力(DV)やモラハラ、職場でのセクハラ、マタニティ・ハラスメントなどが、深刻な問題になっています。

SDGsでは『目標5』に、『ジェンダー平等を実現しよう』、『目標10』に、『人や国の不平等をなくそう』というのを掲げています。

☆『環境を大切にする』

これまでの“経済の発展”や“技術の進化”は“多くの自然の犠牲”のうえで成り立ってきました。

でも、これからは“地球環境・自然環境”に配慮しながら、国や企業が活動できるようにしていくことが大切だと思います。

★アイドルグループ「Bety(ベティ)」のリーダー百川晴香さんのSDGs

(左から)酒井法子、風谷南友、百川晴香、森田健作 (左から)酒井法子、風谷南友、百川晴香、森田健作

百川さんの取り組みは2つあります。

1つは「着なくなった服を捨てずに、後輩に全部あげています」。

SDGsの中でも大事なポイントの1つは「リユース」。それによって資源の消費を抑えたり、ゴミを減らすことで、二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

2つめは「“MYストロー”を必ず持ち歩いています」。

以前も「プラスチックゴミの話題」がありましたが、プラスチックゴミによって、大切な海が汚されて、海洋生物たちの生態にも影響を及ぼしていて、問題になっています。「MYストロー」は、そんなプラスチックゴミを減らす意味でも、大切な取り組みです。皆さんも、身の回りを、もう一度、見直してみませんか?

百川晴香(ももかわ・はるか)
2014年に白泉社「ヤングアニマル」主催の「NEXTグラビアクイーンバトル サードシーズン」に出場。15年に特撮ドラマ「ウルトラマンX」のレギュラーに抜擢。19年7月には週刊SPA!とTIF2019による企画「真夏のアイドル決定戦2019」に出場。同誌8月6日号の表紙およびグラビアページに水着掲載。21年9月、全力少女Rの解散後、新ユニット「Bety」(ベティ)を結成。趣味は昭和のアイドル写真収集。特技はバレエ(11年)、ダンス、Y字バランス。

★埼玉県・大野元裕知事「埼玉版SDGs」とは?

(左から)森田健作、大野元裕知事、酒井法子の画像 (左から)森田健作、大野元裕知事、酒井法子

◎昨年5月に、埼玉県は国から「SDGs未来都市」に選定されました。現在、県の全ての施策に、SDGsの基本理念やゴールをリンクさせて取り組んでいます。

◎また、企業や団体など、多様なステークホルダー(あらゆる利害関係者)との連携が欠かせないことから、令和2年(2020年)9月に「埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム」を立ち上げるとともに、自らSDGsに取り組む県内企業・団体を県が登録する「埼玉県SDGsパートナー」登録制度を設けていいます。

◎これらの取り組みの主な成果として、県内の各金融機関の協力を得て「SDGsパートナー向けの金利優遇融資商品」を用意し、「官民連携で応援する仕組み」を作った他、プラットフォームの参加企業とNPOをマッチングして、「車いす利用者向けのヨット乗降用リフト」の寄贈につながるなど、官・民または民間同士での連携を促進することで、取り組みの輪を広げることができました。

◎県民向けとしましては、SDGsを楽しく学べるアプリ「エスキューブ」を昨年11月にリリースしSDGsについて学んでもらったり、SDGsに関するイベント情報をお知らせし、取り組みに参加してもらうことで、機運の醸成を図っています。

◎県民と一緒になって、引き続き“ワンチーム埼玉”でSDGsを推進していきたいと思っています。

☆「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」について

◎埼玉県の「DX推進計画」では「社会全体のDXにより、快適で豊かな真に暮らしやすい埼玉県」という将来像を掲げ、その実現に向けた取り組みを「DXビジョン・ロードマップ」として体系化しました。

◎県民の方々は、安心安全で便利なサービスを利用でき、事業者のビジネスは進化・効率化し行政も“柔軟で生産的な働き方”に変わる。こうした未来を、デジタルの力で実現していきます。

◎「DX」には3つのステップがあり、我々が集中的に取り組んでいる「ペーパーレス化」は第1段階に当たります。

◎県庁内の話でいえば、まずは私が先頭に立って「ペーパーレス化」を進めています。紙文化の県庁では、当初、「ペーパーレス化」への抵抗もありましたが、「デジタル化支援ツール」を導入し、コピーの量は2年前に比べて全庁平均で40%減、先行モデルの課では90%減と、目に見える成果が出てきています。

◎今年度は第2段階にも歩みを進め、「業務プロセスの見直し」や「新たな価値の創造」として、行政手続について、「一連の手続きを一括で申請できるワンストップ化」や「一度情報を登録すれば、2回目からの入力の手間が減るワンスオンリー化」など、県民の皆さんの立場に立ったサービスの向上にも取り組んでいきます。

森田健作(左)、大野元裕知事(右)の画像 森田健作(左)、大野元裕知事(右)

DEENのボーカル、池森秀一さんのSDGs

(前列)池森秀一(後列左から)酒井法子、森田健作、風谷南友の画像 (前列)池森秀一(後列左から)酒井法子、森田健作、風谷南友

今回は「このまま君だけを奪い去りたい」などのミリオンヒット曲で知られるロックバンド、DEEN(ディーン)のボーカル・池森秀一(いけもり・しゅういち)さんにSDGsへの取り組みをお聞きしました。

池森さんの冬の暖房器具は「ペレットストーブ」です。

(左)ペレットストーブ(右)木質ペレットの画像 (左)ペレットストーブ(右)木質ペレット

ペレットストーブというのは「木質ペレット」を燃料としたストーブのことです。木質ペレットは、森林を育てる過程で生じる“間引いた木材”や製材工場などから発生する“不要な木材”を原料として、細かく粉状にして、小さな円筒形に圧縮したものです。

この「木質ペレット」は石油などの化石燃料と違い“再生可能な資源”であることから“環境に優しい資源”と呼ばれています。“木質ペレットを燃やす時に出る”二酸化炭素は、“樹木が成長する時に吸収する”二酸化炭素の量と、ほぼ同じと言われ、これを「カーボンニュートラル」と呼んでいます。「カーボンニュートラル」は、灯油ストーブのように、大気中の二酸化炭素を増加させることがありません。

カーボンニュートラルの仕組みの画像 カーボンニュートラルの仕組み

ベルウッド・レコードの創設者・三浦光紀氏

(前列)三浦光紀(後列左から)酒井法子、風谷南友、森田健作の画像

(前列)三浦光紀(後列左から)酒井法子、風谷南友、森田健作

三浦さんは「日頃から、プラスチック製品を使わないようにしています」という。

「店で飲み物を注文した時も、ストローを使いません」

その三浦さんが、胸を痛めている問題が
ハワイの海に流れ着く、プラスチックゴミ問題

ハワイ海岸に、大量のプラスチックゴミが流れ着いている。
その中には日本から流れ着いたゴミもあり、深刻な問題に・・。
ハワイでは国連が定めたSDGsを基準に、ゴールを目指した独自『Aloha+Challenge(アロハ・プラス・チャレンジ)』を設定。
その1つに「水中と陸上が一体となった環境保全活動」がある。

三浦さんはそういった“ハワイの海を守るための活動”寄付活動も行っています。

三浦光紀プロフィル
エグゼクティブ音楽プロデューサー。
1968年、早大卒業後キングレコード入社、72年にベルウッド・レコード(現キングベルウッドレコード)を創設。小室等、高田渡、はっぴいえんど(大瀧詠一)、あがた森魚などを発掘。75年には日本フォノグラム(現ユニバーサルミュージック)に移籍。矢野顕子、喜納昌吉などを発掘。80年、ジャパンレコード(現・徳間ジャパンコミュニケーションズ)設立。95年、マーキュリー・ME(元・日本フォノグラム/現ユニバーサルミュージック)代表取締役会長就任。2000年に引退後、12年ベルウッド・レコード創立40周年を記念し「三浦光紀の仕事」(CD4枚組)を発売。現在は、音楽&企業プロデューサーとして好きな事だけをマイペースでやっている。

★早見優さんのSDGs

左から森田健作、早見優、酒井法子の画像

左から森田健作、早見優、酒井法子

早見は幼少の頃から環境問題に興味を持っていた!

☆環境問題について

キッカケは、ハワイに住んでいた小学6年生の時。
担任の先生が空き缶をクラス全員に見せて「これは何だと思います?」と聞いてきた。全員が「ゴミ!」と答えたら、「いいえ、違います。これは資源なんですよ」と話されたのが衝撃的だった。
「おばあちゃん子」だった早見は、「もったいない」と言う祖母の口癖を聞いて育ったので、「ゴミだと思っていたものが資源になる」というのが興味深かった。
当時、月に一度「クリーンアップデー」というのがあって、学校が終わると、近所を歩き回り、空き缶拾いをした。
そうやって集まった缶はリサイクルセンターに持っていき、お金に換算し、そのお金をホームレスのシェルターに寄付。
「こうやって世の中は循環しているんだ」と実感したのがその時。

☆1992年、25歳の時「地球サミット(環境と開発に関する国連会議)出席

作詞家の湯川れい子氏から
「ブラジルで『地球サミット』があるんだけど、私のNGO団体の代表として行ってくれない?」
と声をかけられる。
環境問題や地球温暖化のことは興味があったが、以前「アイドルは余計なことを話さなくてイイんだよ」と言われたことが、常にどこか頭にあったので、そのことを湯川氏に話したところ「そんなのナンセンスよ。あなたのような20代の人たちが、これからの地球のことを考えてくれないと、大変なことになるの」と言われた。

☆地球サミットに出席して

驚くことばかりだった。各国、その国々が環境問題に取り組んでいることをプレゼンするが当時、一番進んだ取り組みをしていたのがドイツだった。
今から30年前。日本ではまだゴミの分別やゴミが有料化される前からドイツは「消費者として、もっと責任を持って物を買うべき、処分するべき」と呼びかけていた。
「環境問題」と聞くと、あまりにも課題が大きすぎて、1人で何ができるのか疑問に感じるが、その時にプレゼンしていた方からは「明日からでもできる!誰でもできる!」というアドバイスをもらった。そして「消費者が商品を選ぶ時、環境に優しい商品を買うようにすることが大切だ」とも。
SDGsには17の目標があるが、その中でも「特に応援したい!」と思ってる項目は

項目4『質の高い教育をみんなに』のサポート

その応援の仕方として、2つのチャリティ団体をサポート。

①AUWアジア女子大学(@バングラデッシュ)
⇒女性に高等教育の機会が与えられていない、アジア・中東地域に住む女性が通える国際的な女子大学。そういった方々が、高い教育を受けられる環境にいられるよう、ファンドレイジングに参加し、サポートしている。

②『Room to Read ルームトゥリード』
⇒「子どもの教育が世界を変える」との信念に基づき、設立された団体。質の高い教育によって、すべての子どもたちが自分の可能性を最大限に発揮し、地域社会や世界に貢献できる世界を目指している。
⇒これまでに1800万人以上の子供たちと、3万7000校もの学校の立ち上げを支援している。
⇒早見は、日本での初ファンドレイジングイベントの際、ボランティアでMCを務め、その後はイベントに参加している。